住まいを探す際に、気に入った間取図だったのに実物は天井が低かったり好みでない壁紙だったりとイメージと異なる経験をされた方は少なくないと思います。
それは間取図だけでは情報が足らないことが原因のひとつで、常に空間をイメージする訓練を受けた建築の専門家であっても間取図だけでは正確に空間を把握できないことがありますので、当然のことと思います。
実物を見て判断できない新築の場合は模型やCGを多くご用意し、クライアントとイメージの共有を図ることが大切だと考えています。
私の師は『バニシング・ポイント(3次元)は?』とよく指導してくださったので、3次元のスケッチをすることが自然と身につきました。
CGにて検討を繰り返す作業は2次元の図面作成に比べて作業量は倍増しますが、クライアントからは図面よりわかりやすいと好評です。
こちらは賃貸マンションの一室案です。
最近、十数年使い慣れたformzという建築に特化したCGアプリケーションから他のアプリケーション(企業秘密です)を試しています。
CGの専門家ではありませんので表現が乏しい面が多々ありますが、少しでもレンダリング(描画)表現の幅を広げられたら作業のモチベーションも上がるのでは。とアプリケーションの習得に試行錯誤しています。
次はバーチャルリアリティ・VRか...
いや、完成前に空間を味わえちゃうのは寂しいな~
改善するところと敢えて変えないところ...ですね。
喫煙者ではありませんが、〈言葉より語るもの。 SPEAK LARK〉
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